
2020年秋、タミル映画の良作を紹介することに特化した
「タミル大阪国際映画祭 Osaka Tamil International Film Festival(OTIFF)」が開幕。
これまで【チル・カルパティ ~4つのスイーツ~】や【アスラン】など、
日本未公開のタミル映画良作を継続して上映してまいりました。
そして第4回の今回は、知られざるタミルの葬儀をテーマにした2020年公開の話題作
【セットゥム アーイラム ポン ~死後に残るもの~】(செத்தும் ஆயிரம் பொன்)
を皆様にお届けすることに決定しました!
タミルナードゥ州の田舎村が舞台の、消えゆく伝統文化オッパーリ(弔歌)を通して描かれる
祖母・孫・村人たちの愛と憎しみを描いたヒューマンドラマです。
派手なダンスシーンや面白いコメディは一切なく、一見退屈な作品に見えてしまうかもしれません。
しかし本作は鑑賞するうちに、「死は祝うべきもの」という死生観をはじめ、
古いものとして排除されがちな伝統文化・家族の絆・故郷の誇りなどを思い起こさせてくれます。
また、タミル映画では結婚式の場面は多く登場しますが、葬儀の場面は取り上げられても数秒程度。
これまでなかなか知ることができなかった、現地での「死」のセレモニーも体感できる意欲作
【セットゥム アーイラム ポン ~死後に残るもの~】
5/15(日)京都みなみ会館にて1回限りの上映を、どうぞお見逃しなく!
インド映画は、ボリウッドだけじゃない!
インドと一言で言ってもその国土は広大で、北と南では話す言葉も違います。
日本では【ムトゥ】のヒットでタミル映画が有名ですが、世界的にはインド映画といえば北インドのボリウッド以外まだまだあまり知られていません。また、日本においても【ムトゥ】や【バーフバリ】以外の南インド映画は観たことがない、という方も多いと思います。
そこで私達は、南インド・タミルナードゥ州の映画に特化し、その素晴らしさを日本の皆様にもより知って頂くため、タミル大阪国際映画祭(OTIFF)を立ち上げました。
日本のDAINA PICTURESが、インド・タミルナードゥ州の有名映画制作会社であるBigprint Picturesと提携し、日本のタミル映画ファンの皆様のご協力のもとに開催してまいります。
タミル大阪国際映画祭(OTIFF)は、2020年秋から毎年開催し、タミルと日本の架け橋となることを目指しています。
タミル大阪国際映画祭・第4回の上映は、京都みなみ会館さんにて開催いたします。
建て直し前の旧館時代からインド映画上映に積極的なミニシアターさんで、
最近では【ダルバール】【ムトゥ】、そして前回のタミル大阪国際映画祭・番外編も同館にて上映されました。
最近まで客席数を1/2に減らして営業するなど、新型コロナウイルス感染拡大の影響を多大に受けていると聞きます。
今回の上映も配給料金は一切頂かず、チケット代金の全てがシアターさんに入る仕組みとしています。
大作ではない普段着のタミル映画制作者を支援するとともに、インド映画上映に積極的なシアターさんも応援!
タミル大阪国際映画祭を日本で継続開催することで、
現地の制作者の皆さんを勇気付け、日本のミニシアターさんを応援しようと私達は考えています。
この趣旨にご賛同頂けましたら、ご入場時の検温・手指のアルコール消毒など感染予防対策にご協力頂き、
安心できる会場にて【セットゥム アーイラム ポン ~死後に残るもの~】の上映をお楽しみください。
※新型コロナウイルスの状況を見極め、開催の是非を判断していましたため、ギリギリの告知となり申し訳ございません。
緊急事態宣言発令時などシアターが休業される事態となった場合には、本イベントも開催を見合わる場合がございます。
日程 | 2022年5月15日(日) 開場:14時25分頃~ 開演:14時30分~ ※上映時間が短い為、元々この作品にはインターミッション(途中休憩)が設定されていません ※終了は16時45分頃を予定 |
料金 | 一般 1,200円 京都みなみ会館会員 1,000円 ※その他、劇場独自の割引などがあります。詳細はこちらをご覧ください。 |
開催場所 | 京都みなみ会館 (スクリーン2) 京都市南区西九条川原城町110 最寄駅 : 近鉄東寺駅 |
チケット | 京都みなみ会館のWEBサイトにて只今発売中 ※空席がある場合は、劇場にて当日券も販売します |
チケット | 京都みなみ会館のWEBサイトにて只今発売中 ※空席がある場合は、劇場にて当日券も販売します |